懐かしい風がそよぐ街の中で 僕らは出会った 何かに引き寄せられるように 上を見上げた 群れをなして飛んだ鳥を 二人ずっと眺めていた どんなに辛くて悲しい事があっても いつでも僕がそばにいるから 今 ポプラの並木を 眺め歩きながら 木れ日眩しい手を上げ 隠しながら いつからか手をつないでた ゆらり揺れて落ちる木の葉 水面浮かぶ様を見てた これからいろんな困難が待ち 受けようとも 二人で乗り越えて行くから 今 月が照らしてる 影は一つになる まばゆい光が二人を 包みながら 虫の音静かに奏でた もう戻せないから 流した涙は 違う時を刻んでいく 懐かしい風は 胸を締め付けていく 街の移ろいを 静かに眺めてる そよ風やさしく 落ち際美しく ポプラの並木を ゆっくり歩いていく