その鋭利な言葉の先で 一人行き場を見失って 咲きもせず 散りもしない 目にも触れぬ徒花 「才能」だと決めつけられて 期待外れ もうダメだろうと 見向きせず 聞きもしない 花の裏の涙に 嘆こうとも止まない 暗がりの雨 君だけが僕を解く 崩れた世界で 空が色を変えたとしても 舞い落ちる意味はない 照らし続ける証明 君との行方は 誰の声が道を阻もうとも 揺らぐことない 穿つこの宣告 微睡みをかき分けるたび また誰かを傷つけていく 醜さも気づけずに 人を羨んでいた 「僕なんかじゃ何にもなれない」 いつしかそうやって目を塞いで 見向きせず 聞きもしない 暗がりの光に 傷つこうとも止まんない 自壊の心 君だけが僕に問いかける 崩れた世界で 空が色を変えたとしても 舞い落ちる意味はない 夢を描いてゆく証明 君への想いは 誰の声が道を阻もうとも 消えることなく意味を増やすから いつか枯れるだけの徒花だとしても そこに 意味なんかがありはしなくても 「無駄に咲く花などない」 と君の目が 僕に気づかせてくれた 君だけが僕を抱く 崩れた世界で 空が色を変えたとしても 舞い落ちる意味はない 命燃やしていく証明 君との行方は 誰の声が道を阻もうとも 揺らぐことない 穿つこの宣告