それは昔 人々が 海に帆を上げて まだ知らない 世界へと 旅立つ 祈りの歌 •*¨*•.¸¸♪ ある日聞いた 風のうなり声 「時は満ちた 進め波間を」 故郷は背を押し 海は誘う まだ見ぬ大地が 心に宿る 祈りの歌 鳴り響け 愛を伝えよう 月の光 輝いて 水面を照らしていた •*¨*•.¸¸♪ 船は進む 広い海を越え 凪の朝も 嵐の夜も 言葉や海さえ 越える星座 導く大地へ 舳先を向けて 祈りの歌 鳴り響け この身果てるとも 漕ぎ行く手を 止めないで 月日は巡る 薄れていく目が 微かに捉えた影 夢見た 地平が 辿り着いた その場所は すべて違う色 煌びやかな人々の 険しい瞳 探していた 夢はただ 罪か歓びなのか こうしてまた 巡り会い 始まる祈りの歌