路地裏宝石店ポポロス堂

歌詞

小さな星を閉じ込めた 色とりどりの断片 （一つ一つ確かめる） オルゴールを開けばたちまち 小さな声で語りだす 遥か遠い記憶の唄 （刻み込まれた歴史は） 微かなフラクチュア 耳をすまして 煌めく吐息で埋め尽くした この狭い箱の中で奏でる交響曲 肩を寄せ合って何を話そう 夜空から零れた銀河で 情熱を秘めた柘榴石 幸せを願う蒼玉 （ほらそっと覗き込めば） 隠した想いが息衝く 涙に濡れた真珠 恋に溺れた瑠璃 （時を超え廻り廻る） 過去の深淵をなぞる貴石 足元にお気をつけて ゆっくり見て行ってくださいな （一つ一つ手に取って） 魔法にかけられた真実 小さく響いた呼び声 鼓動走る閃耀 （導かれて触れた時） 届いた波長 目を奪われた 数えきれない物語に触れ 柔らかな色を重ね育つ結晶 共に過ごした時間は光 願いが輝かせるのでしょう 希望を宿す翠玉 異国を渡る水宝玉 （交差する星彩） 貴方をきっと呼んでいる 愛に燃え尽きた紅玉 永遠を誓う金剛石 （時を超え廻り廻る） 泡沫の夢を辿る軌跡 消えそうな石の囁き 引き寄せられる光彩 （小さな町の片隅） ぽつり佇む宝石店 虚空に生まれし拒絶 少女と星との無限 （新たな扉を拓く） 道標になれるかしら 出会い共鳴する運命 胸の中抱いた輝石 （其処に宿した旋律は） 今宵誰の元に響くでしょう ここから刻む歴史 映した明日に踏み出して （時を超え廻り廻る） 遥かな未来を照らし出す 地上に落ちた星