ホープ・ダイヤモンドの不幸せな一生

歌詞

嗚呼 最早無駄で下らない所業 消えて行った者を数えることなど 涙は冷たい夜の闇に呑まれて 愛など此処には始めから無かった ねえママ 一体どうしちゃったの? 声を荒らげてクランプスみたい 花が枯れるのは私のせい 指輪がないのも私のせい 愛犬がいなくなったのも パパの会社が潰れたのも みんなみんな私のせい いい子じゃなくてごめんなさい ほら また一人ぽっち 光に包まれ夢を見るの 回る回る小夜曲 幕が開いたトラジェディー まるで気高きホープ・ダイヤモンド 家族 友達 愛した人も 先生も 辿る運命のカタストロフィ やがて付けられた呼び名は "呪われた子" 人の温もりはもう忘れてしまった メアリーの優しかった恋人 家族を捨てたダニー先生 どこかのワガママ御曹司 街の厳格な神父さま 私を愛しているなんて 私以外要らないなんて みんなみんな私のせい 愛されていてごめんなさい ほら また一人ぽっち 毎夜果てなき悪夢の連鎖 回る回る狂想曲 希望を冠するアイロニー 哀しき運命のホープ・ダイヤモンド 触れたなら不幸が訪れる 呪われた蒼の宝石 固く 硬く 閉ざされた 心を放つ虹色の光 愚かだと笑われてもいい 願わくば今度こそは 差し出したこの手をどうぞ取って 見上げた瞳が優しく揺れ そして 新たな幕が開く