明日など描けばキリがないが 届かぬ空ばかり眺めている 何も言葉にはならないまま 熟れ過ぎたものから傷んでいく 明日など描けばキリがないが 戻らぬ日々ばかりが増えていく 君の心など知らないまま 積み上げたものから崩れていく 「あぁ 何もかも仕方ないな」 君の歌う声 明けない夜の海 「泣くだけ無駄じゃないか」 溢れた声は 闇を満たした! 君の願うまま空に響く 風に歌うまま 髪を揺らすまま ただ夜明けを呼ぶ 君の笑顔だけ 夏を照らす 今も また空に響く ただ夜明けを呼ぶ あぁ 僕を空っぽにしたそれに また気を削がれている それでも歌っていた 風にまた身を任せている 僕を空っぽにしたそれに 未だ取り憑かれている それでも笑っていたので、良い? 未だ 未だ 手を伸ばせる 僕を空っぽにしたそれに 今は取り憑かれている それでも歌っていたので、いい。 また 手を伸ばせ あぁ 僕を空っぽにした 僕を空っぽにした