さくらのつぼみが 空の青に解けていく 並木のコンサート きみの歌が聴こえる 風がふわり そこに見える横顔が 近づいてくる 足を速めて ぼくの初めてを いくつももらったよ いつか いつも 心の中に きみがいつか 羽ばたく日が来るなら ぼくのことを 覚えていてくれるかな あとどれくらい あとどれくらい きみは 春に舞う さくらの欠片が 空の青を染めていく いつもの並木道 きみを探している 風の誘いに そこにあるはずのメロディー きみの思い出だけが そこに残っていく ぼくの初めてを きみは知っていたのかな いつか いつも 心の中で きみがいつか 羽ばたいていくことを 知っているから 分かっているから きみがいつか 羽ばたく日が来るから きみのことを支えていたいから あとどれくらい あとどれくらい きみは 春に舞う きみは 春に舞う