Track by毛布にくるまって
紙とハサミでみかんの形に切り 取って これは何ですかと聞いた時のように 馬鹿げた話をしても許されると 思ってる 窓の外で季節が変わっていくように カバンの中身がいつも 見えていないように 分からない事が嬉しい 分からない事が悲しい 誰かが私の名前を呼ぶ 鍋が吹きこぼれ始めてる 音も立てず笑顔で見ている 皮を剥いて中身を知った気になって 私は未だに寝たふりし続けている 知りたいと知りたくないを 秤にかけているだけ 誰かが私の名前を呼ぶ 鍋が吹きこぼれ始めてる 音も立てず笑顔で見ている