明日の朝には君もどこか 行ってしまうかな 悲しくないのと嬉しいのはどう 違うんだろう 行方不明になった萎んだはずの心 本当は探したくないだけ くるくると揺られながら人混みの中 笑い声にかき消されて居なくなった 通り雨にふてくされて八つ当たりに 窓の外はもう晴れていた ひゅるるるり 電車の隙間を春の風が通り抜けた 悲しんでいたいのにこじ開けては 乾かしていく さわやかを押し付けた 私の気も知らないで なにかが始まる気にさせる くるくると揺られながら人混みの中 笑い声にかき消されて居なくなった 通り雨にふてくされて八つ当たりに 窓の外はもう晴れていた さよならと声をかけた輪の後ろから 楽しそうで気付かれずに離れていく 通り雨にふてくされて八つ当たりに 窓の外はもう晴れていた ひゅるるるり 明日の朝には君もどこか 行ってしまうかな