君も好きなの? シャーペン指差し 固く閉ざされた檻を 切り崩してくのは僕の 目線を密かに奪ってた君 根暗で生気ない僕に «明日の活力»を与えてくれた ギター背負い 席に着いた僕の真横で コーラを思い切り 飲み干し微笑む 茜色の空窓辺で照らされて 君の声で奏でたいこの歌 僕らの言葉 僕らのメロディー 心重ねなぞった背中は 孤独を解いて 明日を照らす 太陽のようだ 夜が待ち遠しい 生きたくないと どうでもいいと 自暴自棄な毎日に break and goodbye! 17年と半年生きて 初めての感覚だ 陽よ早く昇れと そう思えた 一つのライトで 一つのステージで 早く歌を届けたい まっすぐな視線が眩しくて そうだねなんて 返してみるけど 騒がしい胸の奥 終わり近づいていた 夕日沈む海辺で いつも通り乾杯 冷える体 赤く染まる景色に 叫んだ君の横に 気付けば並び ざわめく心全部曝け出してた 僕らの言葉 僕らのメロディー 瞳交わし夢見た舞台で 心と心で紡いだ 音に乗せて誰かに いや君のもとへと もう逃げたいと 闇を愛した どうしようもない 僕を変えた くしゃくしゃな顔で 目を輝かせ笑う君に 伝えたい言葉は 喉をつかえた 楽しもうなんて 気の利いたことを言う君と ハイタッチ交わすそのとき 静かに幕が上がる 10年経った また朝が来た おはようって隣で微笑んだ 横顔はあの頃と 変わってないななんて そんなこと考えながら 光差し込む 食卓囲む こんな日々が 何よりも愛しい そう思える僕は きっと幸せ者なんだ これは全部全部 僕らの言葉 僕らのメロディー 音が声がリズムが繋いだ 見えない赤い糸よりも 固く結ばれていた 「特別」の証だ 明るい明日へ 僕ら誘う そんな音楽が 一番大好きだ 誰かのみんなの心を 震わすと信じて 今日も街まで出て 夢を歌おう