目覚ましより早く 目が覚めた朝 開けかけのカーテン 白くにじむ街 まだ誰も知らない 今日の失敗と成功 胸ポケットの中で 小さく深呼吸 明日はきっと 少しだけまし 今日こぼした言葉も 笑い話になる 転んだままじゃ 終わらせないで 擦りむいた膝ごと 連れて行こう 明日へ 明日へ 昨日のメッセージ 消さずに残した 返せなかった「ごめん」 画面の向こうで待つ コンビニのレジ袋 指に食いこむ重さ ささやかな買い物が ぼくの暮らしの証 うまくやれない日ばかり 並べてしまうけど ひとつくらいは 胸を張れるだろう 思い出せないなら いま作ればいい 震えた声でいい 名前をつけよう
