たむかれた花は 先週枯れ果ててしまった 忘れられてしまったのか 遠くへ行ってしまったのか 忙しい日々では そうそう夢中にならずとも いつだっていっぱいいっぱいさ いつだって行ったり来たりさ 君がこの世にいないこと どれだけの人が知っているだろう 君がこの世にいたことを どれだけの人が知っているだろう 悲しい出来事は 悲しいほどに溢れていて もう何度涙流したのか もう何度涙拭ったろうか 人並みの悲しみ 僕はたぶんまだ知らない でもいつもいっぱいいっぱいさ いつだって一回限りさ 僕がこの世にいることを どれだけの人が知っているだろう 僕がこの世にいることを どれくらい僕は知っているだろう この街の風は冷たい 素直に心洗えない 夢か現かわからない 今日も昨日も同じように立って 立って 君がこの世にいないこと どれだけの人が知っているだろう 君がこの世にいたことを どれだけの人が知っているだろう 僕がこの世にいることを どれだけの人が知っているだろう 僕がこの世にいることを どれくらい僕は知っているだろう どれほどに僕は知っているだろう 街角に花は いつも確かにあって 気付いたその時 初めて咲くのだろう