また間違えてしまった 零れた水は何処かに流れていった 幾つものズレが 終わりを手引きしてしもう 修復は不可 緩やかな線で繋いだ 僅かな慈悲も衝動で尖る 手折るように無下にした あの瞬間には二度と戻れない 自分のしてきたことを省みるほどの 余裕は無いから もう少しだけと言い聞かせて いつかそれも忘れてしまう まだ明けるな 夜が心に棲む卑劣さを 上手く誤魔化して 全て無かった事にしてよ 繰り返してしまうのは 自分が馬鹿で弱い人間だから 幾つものミスが 悲惨さ手引きしてもう 再開は不可 責め続けても許されない事を 知る為に払った代償 悩むだけなら誰だって出来る その次はどうする より良くなりたいと願う 人としての姿、誠実さ 全て裏切った今でも 間に合うと思った 身勝手な期待が また間違いを犯して 戻れるなら まだ明けるな 夜が心に棲む卑劣さを 上手く誤魔化して 全て無かった事にしてよ いくつ情けなさと向き合えば 自分は強いと言い切れる 今と昔を比べても 少しもマシだって思えない 本当の自分は何処にあると 探した景色の向こうで まだ明けるな 夜が心に棲む卑劣さを 上手く誤魔化して 少しもマシだと思えない そして身勝手な期待が また間違いを犯して 戻れるなら 静寂(しじま)に取り憑く褪せた懐古 破った約束の数え歌 悩むだけなら誰だって出来る じゃあその次は