(夢から醒めてもこの手を伸ばすよ......) 同じ強さで呼び合う 心になれるのならば 何人分の傷でも僕は受け止められるよ もう少しだって気がするんだ この壁が崩れる 黎明 夢から醒めてもまだ見ない夢の方まで 僕等は一人で走り続けるしかないんだ 転がり迷って作り出す僕の引力が いつか 君へ 寂しさに流されたり 嘘を嘘で隠したり 何度も間違えたのに また「最後の恋」をして 見飽きたはずの黄昏が こんなに綺麗だと泣いた ゴールのつもりでリセットボタンに飛び込んで 僕等はぐるぐる同じ場所を回ってるんだ 勢い任せでいつかは昨日の引力を 越える 君と 僕は君に出会う 夢から醒めても 僕等は夢を乗り継いで まだ見ぬ誰かに懲りずにこの手を伸ばすんだ 足りない心と身体が愛を捜す引力が 届く 君に (夢から醒めてもこの手を伸ばすよ......)