桜の花の咲く春に 思い描いた夢もとめ 遥か遠くに来てみれば 春に嵐のたとえの風 風に吹かれて ヨーソロ ヨソロ ヨーソロ ヨソロ 入道雲の湧く夏に 夢から覚める夢を見て 独りぽっちの汗を拭く そよと吹く風無情の風 人を訪ねて ヨーソロ ヨソロ ヨーソロ ヨソロ 鈴虫チロリと鳴く秋に 夢儚きは我がさだめ 肌に染み入る溜め息は 流るる時の流行(はやり)歌 風に吹かれて ヨーソロ ヨソロ ヨーソロ ヨソロ 木枯らしピュルリと吹く冬は 人生一人と知る為に たったひとりで生まれけむ 幾年覚めぬ夢のまた夢 人を訪ねて ヨーソロ ヨソロ ヨーソロ ヨソロ 風に吹かれて ヨーソロ ヨソロ ヨーソロ ヨソロ