高層ビルの隙間 午前0時の雨 コンビニ灯りだけが 僕を照らしてる スーツの襟はヨレて 財布の中は空 でも先輩の笑顔ひとつで世界が 軽くなる 打ち合わせ帰りのエスカレーター 「君って意外と頑張り屋だね」 その一言でまた走れる 終電なくても気にならない 安い靴が水吸っても 追いかけたい背中がある あの日見た横顔が 夢の始まりだった 東京0時、僕はヒーローじゃない 強さも金もまだ足りない でも守りたい未来がひとつ それだけは嘘じゃない 夜風が胸を叩いてる 逃げるなって叫んでる 先輩、あなたに恋して 平凡を超えていく タワマンの灯りに映った影 選ばれなかった側の景色 それでも僕は僕のままで 届くための言葉を探す 帰り道、ふいに並んだ歩幅 「失敗しても進めばいいじゃん」 その声に救われすぎて怖い 名前呼ぶたび好きになる 格好悪い弱ささえ 今は武器に変えていく あなたの隣に立てる そんな自分でいたい 東京0時、僕はヒーローじゃない 才能も肩書きもない でも胸の鼓動が騒ぐ この恋は現実だ 雨粒と街のノイズを ギターみたいに鳴かせて 先輩、あなたに触れたら 世界線が変わる 負けっぱなしの人生に 今日くらいは反撃しよう 勇気コインを全部賭けて 「好きです」と言う 東京0時、ヒーローじゃなくていい 走る背中を見ててほしい 誰かのため強くなる 理由が今ここにある 始発前の冷たい空気 夜を切り裂く約束 先輩、あなたを愛して 平凡を超えていく ヒーローじゃないけど あなたの前ではなりたい
