僕は嘘つきだ 少しも楽しくないくせに とても楽しいって言う 僕は嘘つきだ あいつのことが嫌いなのに とても良いやつだって言う 僕は嘘つきだ 本当は幸せな時も まるで不幸なふりをする 僕は嘘つきだ あの子の事が好きなのに まるで興味ないふりする みんなどうしてどうして 本当の事を話せるの みんなどうしてどうして それが怖くならないの 僕は嘘つきだ これがせめてもの償いさ 君の嘘は全部許してあげるのさ 僕は嘘つきだ 弱虫で馬鹿な奴なのに 威勢よく利口なふりをする 僕は嘘つきだ 汚くてずるいやつなのに 今日も純粋なふりをする みんなどうしてどうして 本当の事を話せるの みんなどうしてどうして それが怖くならないの 星ひとつ光らない街で 自分がよくわからなくなった 君のまっすぐなその瞳に 全部見透かされてしまった ああ僕はなんて ああ僕はなんで 嘘つきなんだろう 僕は嘘つきだ みんなが僕を嫌ってく 僕は嘘つきだ みんな僕から離れてく 僕は嘘つきだ みんなが僕を嫌っても どうか君だけは 僕を笑ってやって欲しい