元気か どうしてる もう何年も会ってないけど こんな雨の降る夜は 時々お前のことを思いだす それほど 長い付き合いでもなかったし ほんの ほんの少し 一緒にいただけだけど さんざん飲んで帰った明け方 家はもうすぐそこなのに 踏切のそばに座りこんで もう歩きたくないって ふたり寝ちまった 目がさめると 作業服の おっちゃん達がかがみこんで 「おい だいじょうぶか ふたりして でかい捨て子みたいだぞ」 雲の上で目ざめたら たぶんあんな感じだろ 優しいおっちゃん達と 雨の中笑いころげた <♪> アスファルトを濡らす優しい雨 あの時お前と感じたぬくもり 俺よりかすれた声が 聴こえてきそうだ 「あのねぇ」って聴こえてきそうだ それほど 長い付き合いでもなかったし ほんのほんの少し 一緒にいただけだけど 元気か