あなたと出会ったあの日も確か こんな感じの空気が街を包んでいた あれから何年経ったのだろうか 僕は気づかないうちに 大人になっていた 夏の終わり秋の風が吹いた 夕暮れ空 あなたが行ってしまう 駅のホーム 電車を待つあなたは この街を出て行く 自転車に乗って僕は会いに行く あなたの所まで このまま何も変わらないまま すべてのものが ここから離れないでほしい ずっと言えず 僕が仕舞い込んだ 言葉をあなたに伝えに行くから 電車を待つあなたの後ろ姿 大声で叫んだ 今までそばに居てくれてありがとう 幸せをありがとう 駅のホーム あなたを迎えに来た電車は走り出す この電車の行く先は 秋空に輝く星の国 輝く星の国