空想

歌詞

抜け出した温度が 嫌に懐かしく思えてきて 付いてきた後悔は 何処かに隠していた 踏み出した一歩が やけに重たく思えてきて 滲んで見える世界 悲しいわけじゃないの 嗚呼 「期待ばっかしてないで」 誰かが零してった言葉 縛られぬ様足掻いて 取り敢えず笑ってみた 不安全部引き裂いて 君に見えない所に捨てよう それだけじゃないなら 悲しいわけじゃないの？ 宝物は何だっけ 読めないままの宝の地図 僕だけが知っていた世界 たとえば あの夢思い出して 暗闇で灯した 孤独だなんて思わないように 痛みの底で 側にいたいんだ 繋がった空が 少し可笑しく思えてきて 浮ついた雲は 消えてなくなりそうだ 染み付いた青は 僕には眩しく思えてきて 集めたもの投げ出した 愛しいわけじゃないの いつからか探している 近づけるように願っている 君だけが待っている世界 たとえば あの夢を見るように 傷が残ろうとも 自由だなんてわかっていたんだ 記憶の底で 側にいて 動き出した全部が 一瞬で怖いと思ったんだ 本当を知ったら 消えてなくなりそうだ 絞り出した声は 君に届いているのかな 嗚呼 たとえば あの夢が消えたって 僕らの心臓は 震えては歌っている 臆病なままで 側にいたいな