儚き夢 引き結び ひたむきにあなた思い入る 燃ゆる心 ひさかたの空へ 風に舞う如く天翔けよ 夜音 耳を澄ませば 涙は頬を染めて いつの間に月の頃 今宵もあなたを夢見る ひらりひらり散ってゆく 霜枯れた花といえども 数多返り降りしきる ひとひらの雪となりて 生命は今にごりなき 咲き匂う愛で埋め尽くす 百夜綴る懸想文のように 面影は なお胸走る 儚き夢 引き結び ひたむきにあなた思い入る 燃ゆる心 ひさかたの空へ 風に舞う如く天翔けよ 人知れず忍ばせた 馴れ衣の裾まで 想い出も睦ましき 祈りの先に諸心 ゆらりゆらり消え遣らず 灯火に願いを込めて 一人あなた待ち果ては 灰となれど香りましょう 生命は今にごりなき 咲き匂う愛で埋め尽くす 百夜綴る懸想文のように 面影は なお胸走る 儚き夢 引き結び ひたむきにあなた思い入る 燃ゆる心 ひさかたの空へ 風に舞う如く天翔けよ 生命は今にごりなき 咲き匂う愛で埋め尽くす 百夜綴る懸想文のように 面影は なお胸走る 八雲仰ぎ この夜行 例えば避き道迷うとも 募る心まさに常磐なり 夢に舞う如く天翔けよ