短いメモすらなく 残された私 あなたが言ってた 人はひとりさ わかったつもりで 相槌打った 千切れ雲は素敵に曖昧 流れる先も知らず 風みたいなあなたに恋したのは 風のように生きたかった 私の失敗 風みたいなあなたに 焦がれたのは 風のように生きられぬ私の失敗 明日からが見えなくて こぶし見つめても 心の闇が見えそうで ラジオをつけた 茜空は無慈悲に澄んで 明るい明日を照らす 風みたいなあなたに さよならをして 風のように生きられぬ 私を生きます 風みたいなあなたに恋したのは 風のように生きられぬ私の失敗 風みたいに
