巡り来る 朝の光に 今日も世界のどこか 幸せの影を見る 始まりを告げる鳥の声 街角の喧騒 陽だまりの猫の欠伸 淹れたてのコーヒーの香り その何気ないひとつひとつに 昨日の悲しみたちが 溶かされてく 私たちは 誰もが皆 いつかはいなくなって忘れられてい く存在だけど 変わらない光景はずっとそこにあ る きっとそれでいい 巡り来る 夜の気配に 今日も世界のどこか 悲しみの影を嗅ぐ 憂鬱色した空の果て 星屑の瞬き 闇が連れてくる孤独 失われてく残りの時間 そのやるせなさひとつひとつさえ 明日への希望に変えて いけたなら 私たちは 誰もが皆 いつかはいなくなって忘れられてい く存在だけど 生きてきた証はずっとそこにある きっとそれでいい 私たちは 誰もが皆 いつかはいなくなって忘れられてい く存在だけど 変わらない光景はずっとそこにあ る きっとそれでいい