静かに 後ろをふりかえれば 陽ざし はじける道 無邪気に はしゃぐ思い出達が 遠く のびてゆくわ こんなに あなたと 歩いたのに ひとつに なれなかったね 頬を包む手が 冷たく凍えて Ah…くちづけが ほどけてゆく 曲がり角 蜃気楼 あしたの朝 あなたが 鳥になっても 星になっても 私はひとり… <♪> 青葉の 薫りが まぶしすぎて ひざを すりむいたの 涙で 赤く滲んだ日々も いつか セピアになる こんなに たくさん 歩いたのに ゆくさき 果てないのね 季節をめぐって 恋しさ手にして Ah… せつなさも 身につけてく 曲がり角 蜃気楼 秋風に流されて 重ねたまなざしがあとをひく ふたり 曲がり角 蜃気楼 かすんでゆく私が 花になっても 雪になっても 思い出してね…