あさがおの向こうに伸びる大きな 入道雲 淡い期待をもってお祭りに 向かっていた きっと出会えるかもしれない だったら嬉しいけれど 夕暮れに染まりゆく 空あたしの心のように ねぇあなたは知らないこの気持ち あたしはこのままでいられたらそれ でいいけど それぞれの道を歩き始めて バラバラになるんだね 雪の舞う道をあなたと帰った 寒いのに 二人とも立ち止まって話していたね きっと来年はもう二人とも 違うところへ向かっている 強くなっていく雪に押されるように ねぇ知らないままでいいのかな あたしはこのままでいれたら 嬉しいけど よくわからないのどうしたらいいの かな 一人暮らしの部屋で思い出す あれからどれほど時間が 流れたんだろう あたしを押す雪は変わらない 夕暮れに染まり行く 空もあのときのまま ねぇこのままでいいんだよね 幼かった思い出は 今こうしてここにある 時を超えてあなたは優しい目で ほほ笑みかけてくれる