暗い部屋の隅でかいていた歌を 心の中の色紙にかくよ 今も姪ノ浜を歩いてると思うよ あの輝きは絵にかけないと いつもと同じ空が続いていたよ 風が吹いても飛べるわけはない 諦めとため息が揺れる部屋で 「どうでもいい」と口づけをしたよ 少しずつ見えなくなっていく想いを 心の中の色紙にかくよ 大名から舞鶴公園への路地で 聞かせてくれた秘密の声も そこら中に吐き出してぶちまけたメロディーは 熱を帯びていつか僕らを呼ぶよ ギターの歪み ブレーキの軋み いびつな叫び声で 今も歌っていてほしいよ キャタピラに潰された風景と夢を 心の中の色紙にかくよ 色褪せるような煌めくような 言葉で言葉で言葉で もう死なないように念を押しながら 暗い部屋の隅でかいていた歌を 心の中の色紙にかくよ 今も姪ノ浜を歩いてると思うよ あの輝きは絵にかけないと あの輝きは絵にかけないと