ベランダに出た青い柵に もたれ掛かって煙を喫んだ 不確かな日々歩きながら 確かめていった 日が暮れるのが遅くなったね だんだん暖かくなってきたね 風も気持ち良くなってきたね 窓を開けようか 茜色の空を眺めながら 肩にもたれかかって 夢みたいな日常が いつしかありました 寄り道は気づかない幸せの形だね 変わらない階段と景色を刻んで まどろみのなかへ 白い壁が暖かい陽に染まって 綺麗な街を超えていると なんだか悲しくなったんだ 移りゆく景色これからの 生活を想って 暗がりへそっと目を閉じた 茜色の空を眺めながら 肩にもたれかかって 夢みたいな日常が いつしかありました 寄り道は気づかない幸せの形だね 変わらない階段と景色を刻んで まどろみのなかへ まどろみのなかへ 茜色の空の下 子どもが笑ってる 夜明けの海に涙沈めた