やがて夜は その涙も 美しく染めていく 立ち尽くす僕たちが見つめ合うために たぶん僕は どんな君も受け入れてしまうだろう 寒がりな僕たちが 抱きしめ合うために リングから外した鍵を何度も付け直しながら その度に儚なき想いを身を寄せて誓う 曖昧な色で塗りつぶすように 新たな日々を泳いで行く 星空の下で 笑っていてほしい きっと 明日の夜明けも 手をとって… 欠けた心つなぎ合わせ どこまで届くのだろう 想い出を彷徨えど 光はないのに 小さく頼りない文字で綴られた目覚めの言葉 僕たちが 共にいる意味が少しだけ見えた 木立の隙間を吹き抜ける風に 背中を丸め歩む僕が 守れるものなど ほんのわずかでも きっと 次の未来も 君といたい 曖昧な色で塗りつぶすように 新たな日々を泳いで行く 星空の下で 笑っていてほしい きっと 明日の夜明けも 手をとって…