その声を聞いて明日の朝を待つ 現実と夢の狭間でゆらゆら漂う この想いを全て遠回しにして 寂しい時間を掻き消すレクイエム 道草の午後に風の吹く気配 背伸びをした季節の変わり目に行く 塗りつぶすように人生を書き足す 静けさはここにいて騒がしい心を 満たす 夜まで待つ間に灯火を消した 遠くまで行く準備を進めて 適当な相槌で濁る言葉を吐く 足の重さはもう捨ててガラクタと 両手 行方不明の思考は真実も道徳も 知らないまま 誰も追いつけ無い先まで言葉を 乗せて 夜に沈み 朝に吐息 来る人を待って 誰だって 喜べる 全体と一部 今を変える場所 変える退屈な日々 不安の瞬間と後戻り 何をされたって良い どれだけ自分を疑っても 誰もいない世界で やっと見つけ出した残り物の地位 ばら撒いたいくつもの言葉と責任 また歩くまだ歩ける 流れ落ちる零 遥か滲む苦悶の問い掛け 命果てる 夜に落ちて行く言葉を探して 命使う 伝える手段を汚れた手で掴む 雨に濡れたまま照らされるライトに 塗りつぶすように人生に色を付けて 愛を歌いどこまでも行けるように 間違い探しの答えを共に作る そこにある真実は過ちと僕 正解か不正解は ハッピーエンドの先に 伸びゆく背丈は寂しさと引き換え 心あるままにいつも君を思い出す ありふれた毎日が僕も君も 変えるでしょう 見失う事無く強く儚く最後まで思う