昨日 今日 明日 人が人である事 理屈ではない 理由でもない 空 星 海 今ここにある何かを 語る言葉はない 示す景色もない 人を導けないと知った 猛毒を呑んで いずれもういちど生まれる 醜く首を掻き 口から溢れる過去は 偽らないわたし 偽らないかたち 四足を地に引き摺り 歩み始めて行く 命を地に引き摺り 歩み始めて行く 〈♩〉 猛毒を呑んで いずれもういちど生まれる 醜く首を掻き 口から溢れる過去は 偽らないわたし 白く焼けた朝に わたしはもういちど生まれる いつしか声は枯れ 口から溢れる今も 偽らないわたし 〈♩〉