随分遠くに来たもんだ やけに楽しそうな横顔の 涙の後は見えないふり 丘へ続く道を歩いていく ぬるい空気の匂いがして 思い出すのは魔法の日々 青ざめ走った大事件や 笑い転げた夜のこと 見下ろしたのは僕らの街 悪口ばかり出てくるけど ここの景色は悪くないね 旅立つ君がポツリ溢す 「ああそうだ閃いた またここで会おうじゃないか」 君の言葉すらも 想像できない僕は なんとなくうなずいた 引き止めちゃってごめんね 君は君のままで いつでも帰っておいで なんて言わないからね 例えば人生が 5回くらいあったなら そのうち1回は わがままを言ってやる 困った君の顔 十分に楽しんで 嘘だよってネタばらし 大きなパネル持ってさ ここから続くのは 2人の素晴らしき日々 いつか交わる時は グラスを掲げましょう 引き止めちゃってごめんね 君は君のままで いつでも帰っておいで なんて言わないからね 引き止めちゃってごめんね 僕は僕のままで 引き止めちゃってごめんね 君は君のままで