眠くなったら 先に寝ていいよ 僕はまだ眠くないから 時計の針に目を配らせ 「明日も朝早いんだから」 幼い頃 保育園の迎え お母さんは今日も遅くなるらしい いつも一番最後まで 先生とブロックで遊んでた 寂しい思いは 大人になって消えたはずよ なのに今も待ってる 帰りが分からない 彼のこと 弱虫ね いつになっても変わらないの 布団は鼻の上までで いつになっても変われないの 抱き枕は必須だった いつになってもそうでありたい 温もりが欲しいだとか 手を繋ぎたいだとか 物心ついた 孤独の夜 お母さんに言った 大丈夫だよ 枕で殺した 泣き声も 沢山くれた愛情も 足りないなんて言えなかった もっと強く抱きしめて欲しい 体に残った傷も 愛してくれると 泣いてくれた いつになっても変わらないの 布団は鼻の上までで いつになっても変われないの 爪はいまだに噛んでしまう いつになってもそうでありたい 愛して欲しいだとか 手を繋ぎたいだとか