眩しい日差しに 思い出す君の姿 重たいため息 かき消した春の風 しわくちゃになっても 手をつないで歩こうと 話した桜道 今隣に君はいない ゆらゆら 揺れる花びらが綺麗で哀しい 君を攫った 季節はちゃんと 今年も巡ってくるのに ソメイヨシノ どこにいるの 君と二人出逢った頃に 戻りたくて 僕だけ歳をとって 過ごした日々は幻 もう一度会いたい… 恨んだり憎んだりしてみても 過去になるたび 優しさだけが残るね… 君は輝き増すばかり ひらひら 舞う花びらに浮かんでは消える 「来年もまた一緒に来よう」と 約束果たせないまま ソメイヨシノ そこにいるの? 夢の中で笑ってくれた 変わらない笑顔に会える度に また目を覚ましたくない 春夏秋冬 心の真ん中 いつだって君が生きてる 桜色に染まる 愛しい頬に もう触れることは出来ないけれど… ソメイヨシノ そこにいるの 夢の中で笑ってくれた 変わらない優しい笑顔はまるで 儚く消えた 桜の花 ソメイヨシノ ここにいるよ 君の分まで 生き尽くして また出逢えたら たくさん話をしよう 二人永遠の星で 綺麗な桜 見上げて