わかってるんだよ 用意したプレゼントを 浮かれたまま きっと渡せないことを あれからさ 時は充分過ぎたけれど 相変わらず 君を前に引っ込み思案 なんでもない顔をしてる 君はどこか冷静で あの頃のまま僕の胸に飛び込んで きっと曇り空を抜けたその先では 夏の流星群みたいに 光り輝いているんだ 掴めそうで掴めない 届きそうで届かないこの思いは 雲の彼方に 投げ捨てられたらいいのに 心の中の僕は当然白馬に乗り 君の前にいつでも現れる勇者さ そんなこと言って 君を困らせたと思っても 横目で流して秘密は隠してばかり いつだって淡色に 届く言葉じゃなくてさ 滲んだ瞳には僕はもう映らない きっと曇り空を抜けたその先では 夏の流星群みたいに 光り輝いているんだ 掴めそうで掴めない 届きそうで届かないこの思いは 雲の彼方に 投げ捨てられたらいいのに 走り出しても届かない この思い出を大切に きっときっと抱きしめてたら ずっと曇り空が続くこの先でも 夏の流星群がきっと 光り輝いているんだ 掴もうとしたこの気持ちは 忘れないから いつか見上げた時に 教えてくれたらいいな