溜息をついて 何かに追われる日々に 無力な革命が逃げていく ねえ君もあるだろう? 投げ出したくなる闇に 気づけば 餌を与えて いつの間にか僕ら飲み込むんだ 居場所のない居場所でこのまま? 壊れるほど弱くないけど 壊せるほど強くもなくて 目が覚めたら何になろう 二つの眼を さあ綴じて 社会はメリーゴーラウンド 誰もいなくなったって 廻っている どこへも行けないのに 求められていないと 気づいてしまった 穴の空いた僕の心に鳥が飛んだ 「終わらせるな」と えぐるように鳴いた 壊れるほど弱くないけど 壊せるほど強くもなくて 目が覚めたら涙になろう 二つの眼を さあ閉じて ここから零れ落ちよう 乾いたら空に浮かんで 誰も待ってなくていいから 僕の空へ 誰も求めなくていいから