始まりはみな母から けど終わりはそれぞれだから 「歌っておけばよかった。」 なんて1人で思うのはやだ 不安定な思春期 馬鹿にされた だからこそ心は裸になれた 友達に99話せた 残りの1パーはやはり孤独のために 黄金公園となり 麺'sのスパイシーターローで汗をかき 歩けば不良とロン毛がもてる 真っ赤っかな夕日に置いてかれる 家に帰れば婆ちゃんの好きな萬両のかまめし やっぱ これがいいな 俺にはいいな イケてなくたって別にいいさ 「いっぱい食べれば大きくなれる。」 家族は俺をよく慰める ほんとに大きくなりました 目に見えない大きさを知りました 皆威張りたい? ひがみあい? 自分じゃない誰になりたい? 親父とおふくろ 二人の間の子供で よかったなぁって想う 今日この頃 できりゃイケメンに生まれたかった なんて俺はまじ思わなかった こんな頑丈な胃袋 くれた親父おふくろ できりゃ金持ちに生まれたかった なんて今更思わなくなった あんな平凡な日常 くれた親父おふくろ婆ちゃんがいたから 制服でポテトはLで 気づきゃ あら探しばかりだな ウワサ話ばかりだな でも結局世界一興味あるのは自分のことかな 俺も あの頃未来は果てしなかった だからこそどっかで不安だった 恋愛 勉強 将来 競争 不自由さを武器にワガママを主張 家族でケンカしたって夜には八起の餃子 囲んで食べる 自分の部屋などないからみんなで笑える 「天国には花畑があってさぁ、」 ばあちゃんが昔よく言ってた 「花より野球がいいなぁ。」って言ったら 「野球場もあるよ〜」って笑った 「明日、晴れたら新岐阜百貨店に行こう。」 「あさって、晴れたら新岐阜百貨店に行こう。」 そして「お菓子を買い占めよう!」と笑った できりゃイケメンに生まれたかった なんて俺はまじ思わなかった こんな頑丈な胃袋 くれた親父おふくろ できりゃ金持ちに生まれたかった なんて今更思わなくなった あんな平凡な日常 くれた親父おふくろ婆ちゃんがいたから 照れても歌なら言える 照れても今なら言える いまさら気づく事がたくさんでごめん ほんと、ありがと。