まるで水しぶきを浴びたような感覚 虹色だった景色がたまに曇って見える 走ってるつもりなのに進まなくて もどかしくてもがいてたんだ 「君は君のまま素直で居ていいよ」って 言葉は嬉しいけど その「君」が判らなくなったよ 明日が来るのか 明日に行くのか 詳しいことはよく判らないさ 押しても引いても開く気配すらしない ロックしたドアをノックしてた音が ディレイして返って来た 悔しくて涙が出るのは ちゃんと向き合ってるから まるで息を止めたように鈍る感覚 晴れ渡った広い空も今は窮屈に見える 叫んでるつもりなのに届かなくて 声も枯れて俯いてしまった 「君は君のまま素直で居ていいよ」って 言葉は嬉しいけど その「君」は本当は誰なの? 明日が来るのか 明日に行くのか 詳しいことはよく判らないさ 声を掛けても応える気配すらしない ロックしたドアをノックしてた音が 忘れた頃に返ってきた 苦しくて止まりたくなるのは ちゃんと進めているから 本当のことは胸の奥底に 誰にも気づかれないように 鍵をかけてるんでしょう それを今開いて 進み出すのは自分しかいないの 必死になって走るだけじゃ 今自分がどこに居るかすら 見失ってしまう たまに休んでもいいんじゃない? ロックしたドアをノックしてた音が ディレイして返って来た 悔しくて涙が出るのも 苦しくなるのも しっかり受け止めて 強く今生きているから