ひとり 見つめる指先 遅い夏の嵐 光る避雷針 止めて(どうか) 悲しい未来を(予感を) 灰にした写真に(注ぐ) 媚薬 千年の 運命を変える(一度だけ) 呪文があるの(生涯に一度) 罪深い感情(きもち)(あの人に) 魅入られたから 心 呼び戻すまで やがて 目ざめるあなたに 水晶のかけらが 白く降り積もる それは(ふたり) 信じ合えた日々(確かに) 左胸深くへ(そっと) しのび みちてゆく あなたは私を(いつまでも) 忘れられない(誰を愛しても) 涙の重さは(永遠に) 変わらないから 何度 生まれ変わっても 奇跡をどうぞ与えて 強く(空へ) この手をさしのべて 運命を変える呪文があるの 罪深い感情(きもち)(こんなにも) 魅入られたから(愛しているから) あなたは私を(忘れても) 忘れられない(誰を愛しても) 心があなたを(こんなにも) 求めてるから あなたは私を(いつまでも) 忘れられない(誰を愛しても) 涙の重さは(永遠に) 変わらないから