転がってる夜は 安っぽい自意識のかけら 半分だけ泣いて 誰かにくれてしまうんだ 簡単なことさ じっとしてりゃそれで済むから 適当なスタンプで やり過ごしゃいいさ コネチカットの朝 埃っぽい雨が降る レインコートがあれば 今夜も大丈夫だろう さようなら僕のあの娘 美しい髪をしてた もう帰れない夏も あの日にも 目を瞑ったまま 息を止めて高く跳ぶんだ 真夜中の虹を 二人掴むんだ 手を繋ぐばかりの夜空は 君のi phoneの中 ぬるくなった頭に 神様の舌打ちを聞いた やっと覚えたよ だけど今じゃどうでもいいんだ 真夜中の虹を 二人掴むんだ どこに立ってみても 誰かの居場所なんてないさ 暗い路地の裏に ハイウェイの天才を見たんだ 笑顔なんかより 一つ上のその顔見せてよ 真夜中の虹を 二人掴むんだ 傷はウィルコのギター 赤く錆びたままで歌うよ 真夜中の月は 僕が逃がすから さようなら僕の手に そっとキスをして ちょっと震えてるのは 何も怖いわけじゃないさ もう帰れないよ もう二度と戻れないよ 真夜中の虹を 二人掴むんだ 目を瞑ったままで 息を止めて高く跳ぶんだ 真夜中の虹を 二人掴むんだ さようなら僕のあの娘 美しい髪をしてた もう帰らない僕ら 追憶の これが最後だよ 本気の最後さ さようなら