不甲斐ない夜こそ本当は出口だ 不甲斐ない夜こそ本当は出口だ 惨めに"なる"より"させる"ほうが痛いんだ 不甲斐ない夜こそ本当は出口だ バカになりきれない馬鹿じゃ痛いんだ 人と違う人になりたくって 屁理屈で個性を見繕って 素晴らしき普通も見失って 迷い込んだ後悔の渦 愛想尽かされるのが怖くって 見栄張りの衣装で演じたって 本当の気持ちが伝わるはずないんだ 「ごめんね」今さらでも ちゃんと言わなくちゃ 「さようなら」今さらできない 好きな人 「わかって」なんて 言い訳はしないでよ わかろうと わかろうと してくれたから泣いてるんだ 無駄な感傷に浸ってないで 空を見上げても変わらないって 恥と痛みとも向き合って 不甲斐ない夜こそ本当は出口だ 特別な自分になりたくって いつしか批評家気取りになって それなのに同意が欲しいなんて 絵に描いたような平凡で それを受け入れるのが怖くって 全て間違えたような気がして 本当の本当が溢れ出してしまうね 笑いたい たまに幸せを口に出して 笑いたい 互いの日々を讃え合うように ねえなんで 始まりを忘れちゃうのだろう 伝えよう 伝えるべき人に 伝えよう 「ごめんね」今さらでも ちゃんと言わなくちゃ 「さようなら」今さらできない 好きな人 「わかって」なんて 言い訳はしないでよ わかろうと わかろうと してくれたから泣いてるんだ 無駄な感傷に浸ってないで 空を見上げても変わらないって 愛と痛みとも向き合って 不甲斐ない夜こそ本当は出口だ