どうしてここへ またひとりきり来てしまったの 何度も君と歩いた 緑揺れる遊歩道 忘れたくないことも全部 色あせてくのかな 今、笑い声が風の音に かき消されてく いくつもの三つ葉のクローバー 掻き分けながらしあわせ探してた 知らぬまに欲張りになって きっと求めすぎていたんだ 近すぎて見えなかった あたりまえだと 思い込んでいたんだ 足元のありふれたクローバー あの日とおんなじ 陽だまり広がってた どうしていつも 失くした後に初めてわかるの ずっと変わらない空が 続くなんて思ってた あと一葉(いちまい)足りないって 見つからないよねって ただ君と笑い合った たぶんそれでよかった おはようと送る文字も 月が綺麗と電話かけた夜も 喧嘩してこぼしたナミダも そっとつなぐ手の感触も 失った日常のカケラ どれも普通で どれもかけがえなくて 追いかけた 幸運(キセキ)呼ぶクローバー 君さえいるなら 幸運(キセキ)は要らないのに カタチ変えても 変わることない想いがあるよ となりにいなくても どんな遠く離れてても ずっと 木漏れ日が風に吹かれて 想い出たちをキラキラと照らした もう届かない言葉の代わりに 願いひとつだけ今送ろう 近すぎて見えなかった あたりまえだと 思い込んでいたんだ 足元のありふれたクローバー やっとほんとの その意味気がついたよ