迷子の恋を 抱きしめて さまよい歩く 墨絵の街 あなたと彼女 バスを待つ その瞬間街は 色彩を失くした 最後の5が 押せなかったテレフォン 燃える胸は 熱い痛みです 私 かなしい女の子ですか 頬で 涙が雪になります 自分勝手な 女の子ですか あなたが好きです ふたりを乗せた バスが行く あなたの部屋と逆の方へ 初めて恋を 声にした その瞬間疾風が 夢をちぎった ためらいばかりを 閉じこめたダイアリー にじむ涙 白い炎です 私 愚かな 女の子ですか ひとり芝居で 夜を旅した いつも無口な 女の子ですか あなたが好きです 私 かなしい女の子ですか 頬で 涙が雪になります 自分勝手な 女の子ですか あなたが好きです