きらびやかな砂漠の果実 月はやがて傾き始めて 僕らの罪を嘆いた 悲劇さえも必然なら 何も怖れやしないけど こんな不調和な悲しみを 割り切れやしないよ 過去にすがらないと 誓ったあの日まで せめて時を戻して くれるならすべてを壊したい きみは砂漠に立つ旅人 叫ぶ声も涙も届かない 月は優しくのぼり始めて 未来へ夢を探した 流した涙の数だけ 優しさ刻む明日のpain 見ないふりして閉じ込めた 汚れていく自分を 儚き夢うつつ 誰かのせいにして 楽になるくらいなら 胸のかさぶたはがしてやる 闇を切り裂きゆく旅人 夜明けの扉をこじ開けて今 誰もが望んだ強き花は 戒めの声に目覚める 過去にすがりながら 泣いてたあの日々に 僕がきみを救う事が できなかった傷がまだ痛い きらびやかな砂漠の果実 誰もが争い手に入れたがる 月はやがて傾き始めて 僕らの罪を嘆いた きみは砂漠に立つ旅人 叫ぶ声も涙も届かない 月は優しくのぼり始めて 未来へ愛を照らした