私で私を塗る日々に 確かな輪郭を追って 鏡で鏡を覗くみたい 眺む眼に水面を映す朝 幼気に舞う雲の上で 空も眠るのだろうか 斑を見出しては具に 分つように線を引く夢 瞬きのたび鈍く霞む街 ひとつ、またひとつ、取り壊して 私が私をゆく日々に 微かな心をなだめて 颯が颯について靡く あなたは笑うだろうか 瞬きのたびに軽く霞む軛 ひとつ、またひとつ、手を離して つづく! 陽射しも、這う雲も、 あまねく連れて、 広大な空白や、膨大な選択が、 営みも、暮らしも、覆い象って、 酸いも、甘いも、全部、 いつも、いつでも、きっと、 つづく! 私たちの居場所はきっと 始まりでも終わりでもない 重なりつづく光たちの そのさなかでしかありえない
