花束の中 声を探して 僕は歩いた道を戻る 触れてしまえば 消えそうな手を 見つめてただ立ち尽くしてる さよならを歌うには あなたが遠い さらり夢現夜に 透明な月に願う 言葉を抱いて 僕はまだ空を見てる 見てる 雲もすり抜け ここに届いた あなたの花唄が聴こえる 街の光と混じる想いは 今もあなただけ探していた 忘れたいけど 離したくはないから あの日をいつも描いている 愛してるというには 胸が冷たい 心すら見当たらずに 指先の僅かでも その温もりも 願えば消えてしまうの? 夜に愛しい あなたは僕の月になったんだ 宵に寂しい 切なく美しい空へ さよならを唄えばもう あなたは行くの? 沈む陽にも構わずに 僕ならここにいると 何度も歌い 星泳ぐ夜を見てる 見てる