気づいた時には終わっていた 午後の授業 1段飛ばしで降りた階段 用なんかないのに寄って帰る コンビニ そのせいで逃す帰りの電車 水をつけても直らない左右のはねは いつも付けてるただの重りで 文句はあるのにちゃんと 校則守ってる自分の 直せないダメなところ ああ何もかもが くだらなく見えてしまって もうこんな毎日とは 早くお別れしたいって思ってたな 泣きそうな日に聴いたあのバンド 帰り道の夕焼け 伝えそびれた想いも今は まぶしいほど光ってる 行き場をなくした僕には 走った分だけ 遠くまで行ける理由が欲しかった 笑って走って転んで帰った あの頃に 今はただ 戻りたくて 毎日背負った教科書は 僕らには重すぎたな 何も知らないまま走ってきた まだやり直せるかな ああ季節が変わり時流れて 見たくないものとも 向き合わなくちゃいけないけど 何回だって乗り越えてみせるから 今は歌うよ 風にのって 気づいた時には 終わっていくこの日々を 毎日大切に過ごしたいのです