痛いな 甲斐甲斐しく 刺がひりつきまとわう 静かに音を立てて 夜が回り出してた 蓋したボトル 今日も答えなんてない したたかな熱 ふいに呼び覚ます 足りないばかり見つめては 幾千の夜が舞う 先走って勘違って 抱きしめてこわして しゃあないばかり溜めてたら 鳴り出した♭5 しらけた素振りに さよなら 不確かな示唆 誰のせいなんかじゃない すこやかな嘘 やけに口に残る 足りないばかり集めては 幾千の夜が舞う 血走ってふがいなくって 抱きしめてこわして 枯れないように温めた ひとひらの季節たち 愛した全てに 幸あれ きっとさ 誰かの声 借りなきゃ言えないこともある 一想い 縁取って 君に語りかけよう