発車しますというアナウンスも 流れずただ汽笛鳴る 平地を這うように動き出す 瞬く間に浮き上がる 夢を背中の箱に 載せて宙を舞う姿 飛び出しそうな感覚 Gently gently このひとときを忘れたくない そっと そっと 夢を載せて駆ける 優しく 流行りの歌が聞こえる中で 人はひと時夢中に 周りからは歓声も上がり あたかも星になったよう さっきまでの自分は どこにどこへ行ったのか 飛び込んだ世界 Gently gently このひとときを忘れたくない そっと そっと 夢を載せて駆ける 優しく やがて穏やかな心 いつもの自分に戻る そっとため息をつく Gently gently このひとときを忘れたくない そっと そっと 夢を載せて駆ける 優しく