瞬く間に変わる 眩い世界のなか ただ笑うことも出来なくて 諦めては無駄な 言い訳ばかりの馬鹿 まだ始まったばかりなのに まるで違うような それでいて変わらないような 日々めぐりめぐれば巡るとき 目まぐるしくぐるぐる回っている まるであるような それでいてかどがあるような 日々めぐりめぐれば分かるかな 触れたその手で確かめてみせて 嘘だらけでいい 今だけはそばにずっといて 消えないように守って見せてよ ライターくらい大事に その手で覆ってよ 愛任せの脆く不透明な絆 もし今そこへ戻れたとしたら はるか昔深く響いた言葉もたぶん ありふれた 意味に当てはめちゃうのかな 声を手繰り寄せた先で 歪んだ愛を危うく鵜呑みにする 瞬間を見た 曖昧ながらも取り繕われた ハリボテの世界観は言う 「日々を切り取って」 「君に寄り添って」 触れたその手で 確かめてみせて 嘘だらけでいい 飽きるまでそばにずっといて 消えないように 守ってみせてよ 咥えた口元奪って 儚く揺れる頼りない光 煙に埋もれて 優しく感じてしまってもいい 疑いながら愛してみせてよ ライターくらい大事に その手で覆ってよ 大人をかじって
