駆け抜けた季節の落日 小さくなったメモリー 思うより僕らは ずっと遠いところまで来たね あなたの声が夜を切り裂くから いつか飛べるような気までしたんだ こぼれた涙の跡が轍なんだろう 傷だらけの羽根で星まで 駆け抜けた季節の古傷 消えはしないけれど 不安定な方が声は遠く響くだろう あなたの声が夜を切り裂くから いつか飛べるような気までしたんだ 伸ばした両手がなにも触れなくても 僕が向かうからきっと待ってて あなたの声が夜を切り裂くから いつか飛べるような気までしたんだ こぼれた涙の跡が轍なんだろう 傷だらけの羽根で星まで 駆け抜けた季節の落日 思うより僕らはずっと